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【通学用自転車】BRIDGESTONE ロングティーンスタンダード!通学用自転車と一般自転車の違いとは?

2022年12月9日 カテゴリー:通学用自転車

こんにちわ!
滋賀県南草津駅から徒歩4分「自転車のクルミヤ」です。

ここ数年で自転車業界もかなりの値上がりが続き、ブリヂストンのアルベルト等はメーカー小売価格が10万円を超えてきました。今回は商品の紹介に加え、よく通学用自転車を検討されている時にご質問を受ける「通学用自転車と普通の自転車の違いって何?」もご説明させて頂きたいと思います。

今日、ご紹介の商品はこちら♪

BRIDGESTONE/ブリヂストン
ロングティーンスタンダード
W型(L63WT/L73WT)

メーカー希望小売価格 66,000円(税込)
 ⇒クルミヤ販売価格 62,700円(税込)
サイズ:26インチ(適応身長139㎝~) :27インチ(適応身長147㎝~)


ブリヂストンの通学自転車の中では、名前の通りスタンダートな商品。乗る距離によってオススメも変わりますが個人的には充分といえるスペック。

「タイヤ」
タイヤはブリヂストンのロングレッド。当店でも修理でタイヤ交換する際に「丈夫なタイヤ」という名称(笑)で使用しています。毎日2km~3kmぐらいなら3年間は充分に持ちます。ただ、タイヤの寿命は空気圧の管理によってかなり変わってくる為、1ヶ月おき、特に夏場は空気の減少がはやいのでしっかりと管理が必要です。

ちなみにパンクの7割は空気圧不足によるタイヤ、チューブ損傷といわれてます。その為、空気を定期的にいれておけばパンクはほとんど発生しません。ちなみにブリヂストンではない一般的な自転車に装着されているタイヤでも毎日2km~3kmであれば3年間使用できるものもたくさんありますが、2年過ぎたあたりからヒビ割れなど劣化が目立ってくるものが多いです。

「ホイール」
所謂、通学用自転車特有といっても良い装備が「ステンレスリム」。通常の自転車は「アルミリム」となります。アルミに比べ重量がでてくるものの、衝撃に強いので左右の横振れがでにくい特徴があります。縁石にぶつかったり、学校の駐輪場で横倒しになったり等色々あるので、「お値段」、「重量」はUPしますが通学用としてはメリットの方が大きいと感じます。

 

 

「カセット式BB(ボトムブラケット)」
ここはチェックが抜けがちが部分となりますがかなり重要部です。ペダル軸を支えるBB(ボトムブラケット)です。

ブリヂストンはほとんどの車種で、緩みのでにくいカセットタイプ式BBが採用されていますが、カセット式でないBBだと、割とはやい段階でだいたい緩んできます。ガタツキがでても初期段階で2回ぐらい増し締めを実施すればその後は安定しますが、多くの場合ガタツキにきづかずに部品が破損してしまい、増し締めではなく部品交換となるケースが目立ちます。ここは購入時に是非、店員さんに確認をした方が良いです。

 

ちなみにこちらが緩みのでやすいBB形状です。
脚力のある男の子などが登り坂で立ち漕ぎすると最初は確実に何度かゆるみがでます。

 

「ブレーキ」
ロングティーンにはローラーブレーキというブレーキが採用されています。特徴としては「ブレーキ音が静か」「雨の日でも制動力がおちにくい」という点です。「ドラムブレーキ」タイプのブレーキは、自転車特有の「キキーッ」というブレーキ音と雨の日はパッドが濡れてしまう為、制動力がかなりおちます。最近は「ローラーブレーキ」が増えてきましたが、こちらも3万円以下の自転車であれば「ドラム式」を採用している場合が多いので、金属音が苦手な方は重要チェックポイントです。

 

 

「内装3段変速」
こちらも通学用自転車に良く採用されている変速形状です。大きくはこの「内装3段変速」と「外装6段変速」があります、一般自転車では「外装6段変速」が増えてきました。理由は「内装3段変速」より安価となる為です。

内装3段変速のメリットは
・変速操作がペダルをまわしながらでも、静止時でも可能
・チェーン外れ(トラブル)が少ない
・チェーンをフルカバーで覆う事ができる為、スカートの巻き込みが軽減される という点です。

デメリットは
・「外装6段変速」よりも重量が増す点です。

 

今回ご紹介のロングティーンは「内装3段変速」なので、チェーンはフルカバーで覆われています。

「ステンレスバスケット」
ロングティーンはステンレス製のバスケット。「サビに強く」「歪みにくい」という特徴があります。通常自転車のバスケットは鉄製にビニールでコーティングされているものが多いです。通学用途は色々とダメージを受けますので「ステンレス製」が良いですが、歪む時は歪みますので消耗品としてとらえ、お手軽価格の鉄製のバスケットで交換される場合も多いです。ご婦人の後ろカゴでよく採用されている「樹脂製のバスケット」は柔軟性もあり歪みにくく、サビない、ステンレス製よりも安価と結構オススメです。

 

「オートライト」
こちらも最近、標準装備されているものが多くなりました。夜になったら自動点灯するので、安全面も考慮し通学用としては必須と考えた方が良いですね。

「如何でしょうか?」

【通学用自転車】の明確な定義はありませんが、一般的には「強度に重きをおいた自転車」というイメージです。更に、上位モデルに採用されているベルトタイプ(アルベルト等)などはチェーンのたるみをとる必要がないので、メンテンナンスがより楽になります。

ただ、チェーン調整は半年に1回程度、価格も当店の場合550円とそこまで費用のかかるものでもないので、近距離であればチェーン式で全然良いと思います。
高校生などで比較的長距離(片道7km~10kmなど)であれば、メンテナンスいらずの「ベルト式」も大きくメリットがでてきます。もしくは近くに自転車店がない方にもオススメです。このあたりは中学~高校でどう使うか?を少し判断材料として考慮しても良いですね。

 

ちなみに私の長男は現在中学3年生です。学校も約1kmと近いのもあり中学入学と同時に、下記↓の商品を乗っています。特別通学用という車種ではありません。空気入れはかかさず私がやっています(苦笑)のでパンクも1回もないし、何回かブレーキ調整などをした程度です。ただ、タイヤはヒビ割れてきたのでそろそろ交換が必要です。
この春には長男と入れ替えで、次男が中学入学となります。タイヤ交換をした後、継承する予定です。次男に「自転車どんなのが良い?」ときいた所「なんでもよい!」とほとんど興味がありません(笑

過去のブログ紹介⇒https://kurumiya.org/archives/5520

なので、「通学用自転車で何を購入すべきか?」結局の所、使う環境や考え方によって人それぞれとなります。お気軽にご相談にいらしてくださいね。

又、ご購入1年間は、ブレーキ調整など全体の点検を無料で実施しています。ご近所の方は存分に使って頂けるのでオススメです!!是非!




【自転車のクルミヤ】JR南草津駅から徒歩4分



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